2009年 02月 25日
久しぶりにマンガを読んでいます。
タイトルは「へうげもの」
千利休の特異な弟子である古田織部の生涯を「物欲」を
キーワードとして追った戦国 数寄者 漫画。
茶道や茶器、美術や建築など、戦国時代の「美」に重き
を置いた作品で・・・
戦国の武士たちが、茶道や茶器、芸術的な物の収集に
没頭し、「わびさび」「渋い」などの日本独特の美徳の
誕生が見所です。
建築という巨大なモノをつくる仕事をしていながら、最近
は物欲が少なくなってきている今日この頃・・・
ちょっとまずいと思っていたのですが・・・
このマンガを見ていると、モノの持っている力・モノを
つくることの難しさ、デザインの力を再確認でき、物欲を
刺激されます。
最近は、エコとか、不景気とか・・・
モノを敬遠する時代になってきましたが、こんな時代だか
らこそ、こんな時代にあった魅力的なモノ(建築)をどん
どん提案していきたいものです。
物欲がなくては戦国時代も、現代の日本社会もまわらない
のかもしれません!!!?
モノづくりをしている人に元気を与えてくれるマンガです!
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