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■trips Swiss 006 Chur-Vals

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3日目。
クールを出発し、山道を車で登ること1時間くらいで目的地周辺到着。
天候は雪で、積雪5cmくらい。
足を踏み外すとちょっと恐い坂道を10分くらい下った所に最初の目的地がありました。



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個人住宅 Gugalun House(1994)。
「グガルン」は月を見上げるという意味。
この地方では大きな木の梁を組み合わせた校倉造りを「strickbauten」(編まれた建築)と呼んでいるそうで、今回のグガルン邸では「編み込むこと」あるいは「編み足すこと」が設計の主題になったそうです。



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続いて、スンビッツ(標高1270m)にある聖ベネディクト教会(1989)へ。
こちらも天候は雪。15cmくらいの積雪でした。

雪崩によって崩壊した教会を再建したもので、雪崩を防ぐために森林を背に教会が建設されたようです。
(もしかすると、葉っぱ型or水滴型のプランも雪崩を考慮してのものか・・・)
この地域の伝統的な木材(カラマツ)を用いたつくりで、木肌葺きの外壁が経年変化により美しく変色し、周辺環境にうまく溶け込んでいました。
また、内部ではハイサイドから入った光が銀色に塗られた壁に反射してゆらぎ(うまく表現出来ない!!)のある豊かな空間をつくってていました。このゆらぎ使った手法(と、勝手に名付けてますが・・・)は、他のプロジェクトでも時々使われているのですが、なかなか写真では伝わらないのが残念。
そして、白木でつくられた家具もほんとよかった!R面のとり方が絶妙。3〜6Rくらい(多分)をうまく使い分けてました。



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続いて、ヴァルスへ。
テルメ バルスに向うと思っていたら、近くのズントーさん設計の別荘へ。
ハンドルを切り損なうと谷底まで滑り落ちそうな細い雪道を蛇行しながら登った所にありました。
標高は1526m。
個人旅行では、絶対に来れない場所でした・・・

続いて、テルメ ヴァルスへ続く・・・



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伊藤瑞貴建築設計事務所でした・・・


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by miaaablog | 2014-01-08 08:00 | 見てきましたSwiss