2018年 04月 03日
四国一周旅行 三日目。 西条市 - 今治市 - 大三島 - 松山市
2017年10月1日
三日目。

まずは・・・
南岳山光明寺 設計:安藤忠雄
コンクリートではなく木造の安藤建築。
構造材や建具材にベイマツの集成材を用いた型破りの本堂をもつ浄土真宗の寺院で、伝統的な寺社建築の枠を打ち破るモダンなお寺です。
伝統は前衛。変化なきところに進化はない。
多分いろいろ反対があったと思うのだが、この新しい建築を受け入れた住職さんがとてもすごいと思った。
建て替えずに残した古い山門と鐘楼との対比がすばらしい。


続いて・・・
今治に建つ丹下健三さん設計の建物をいくつか。
今治市庁舎本館・別館
今治市公会堂
今治市市民会館
愛媛信用金庫今治支店
愛媛信用金庫常盤支店
どことなく和の雰囲気があるモダニズム建築。
繊細な建築も好きだけど、骨太な無骨な建築も素敵です。
ちょうど愛媛国体初日と重なったため、関係者の振りして内部を見学させていただきました。
丹下さんが何故四国で今治でたくさんの仕事をしているのだろうと思ったら、今治が丹下さんの故郷だったようです。

続いて・・・
今治港みなと交流センター「はーばりー」 設計:原広司
先ほどの今治市市民会館から500mほどはなれた今治港横に建設された、「交通」の港から「交流」の港へ を基本コンセプトに掲げた建築。
大型船が停泊しているような建築で、フェリー待合・カフェ・レストラン・ホール・ラジオ局等が入り、かつての賑わいをこの地に取り戻そうとしています。
設計者は、プロポーザルで選定されたようですが、応募者そして審査員が超豪華メンバー。
理解のある施主、理解のある地域に建築家も触発されたのだと思います。
この建物をきっかけに街がどのように変化していくのか・・・とても楽しみです。


続いて・・・
今治のオフィス 設計:谷尻誠
木ルーバーで囲まれた船舶用機器メーカーのオフィス。
ルーバーは、光や熱との関係、また内部と外部の関係から奥行寸法が決まっているようで、北側は短く、南側は夏期の日射が遮れるようにルーバーが設けられています。
内部には、パークといわれるフレキシブルに使用できる公園のような場があり、社員ならびに地域とのつながりが生まれる平面計画となっています。
至る所に船舶を連想させるデザインが散りばめられています。


続いて・・・
しまなみ海道を渡り大三島にある今治市伊東豊雄建築ミュージアムへ。設計は伊東豊雄さんです。
世界中から注目を集めている伊東豊雄氏の軌跡を展示した日本初の建築ミュージアム。
ミュージアムは、スティールハットとシルバーハットの二棟からなり、どちらも伊東氏の設計によるもので、施設自体が作品となっています。
内部では、「日本一美しい島・大三島をつくろうプロジェクト」の様々な取り組みが紹介されています。
伊東氏が独自の方法で島づくりに取り組み、経済に勝る豊かさのビジョンを描こうと大三島で地道な活動をされていて、田舎で活動する建築家として学ぶことがたくさんある展示でした。
また、シルバーハットでは様々なプロジェクトの実施図面やコンペの応募案が閲覧可能となっています。


続いて・・・
今治市岩田健母と子のミュージアム 設計:伊東豊雄
屋根のないコンクリートで取り囲まれた円形の建物。
芝生の上には、母と子どもをモチーフにした岩田健氏のブロンズ像の作品がたくさん展示してありました。
横に建っている小学校も素敵でした!

最後は、道後温泉本館でひとっ風呂浴びてきました!
僕からフェロモンが出てたからだと思うのですが、千と千尋の湯老婆みたいな地元のおばちゃんが、とっておきの写真のアングルを教えてくださいました!
愛媛は、国体初日とあって、まち全体が歓迎ムードに溢れてます。
これにて三日目終了です!!
伊藤瑞貴建築設計事務所でした・・・
住所:福井県坂井市春江町千歩寺6-46-1
電話:0776-51-0993
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