2018年 09月 29日
■北欧近代建築を巡る旅 アールト&アスプルンド 4日目 アアルト建築・・・
4日目は、アアルトが生涯建物を建て続けたユヴァスキュラで、アアルト建築をたくさん見学してきました。
ここでは様々な年代のアアルト建築を楽しむことができます!
ということで、見学順ではなく、年代順に紹介します。
また、比較するために他の見学物件&有名な住宅も年代順に並べてみました。
時代の流れがわかり、また年齢によって作風が変わっていく様子がわかります。
時代が変わっていく中でアアルトが決断しながら突き進んでいく様子がわかります!!
・母の家 1923 コルビジェ
・ラ・ロシュ=ジャンヌレ邸 1924 コルビジェ
■労働者会館 1925 アルヴァ・アアルト
アップタウンの中心にある労働者会館。アアルトの初期の新古典主義デザインの作品。 アアルト27歳の作品。
■ムラーメの教会 1929 アルヴァ・アアルト
アアルトもこんな設計をしてたんだと思ってしまうくらい素朴でクラッシックな教会。アアルト31歳の作品。 でもこのあたりからパイミオのサナトリウムの設計が始まっていて、モダンデザインの影響が色濃く出てくる。
・バルセロナ・パビリオン 1929 ミース
・サヴォア邸 1931 コルビジェ
・パイミオのサナトリウム 1929-1933
・アアルト自邸 1936
・マイレア邸 1938
・アアルト大学 1949-
・ファンズワース邸 1951 ミース
■ユヴァスキュラ大学 1951- アルヴァ・アアルト
メインキャンパスにある多くの校舎は、アアルトの設計。 1951年に大学のデザインの委託を受けスタート。 アアルト53-歳の作品。
■セイナッツァロの町役場 1952 アルヴァ・アアルト
アアルト最高傑作のひとつ。もともとは、人口3000人の小さな村の役場で、図書館や銀行などが入る複合施設だったようです。 1階部分は、テナントとなっていて外部に対して開いています。一方、2階部分は、役場機能がメインで、中庭に対して開放的な配置となっています。 また、一部が3階建てでシンボリックなつくりとなっていて、町の中心となる厳粛な雰囲気の議場がありました。 アアルト54歳の作品。 建物が大きくなると若干大味になる印象を受けるが、この建物は程よい大きさで、細部にわたって考えられた素晴らしい建築でした。
■夏の家 実験住宅(コエタロ) 1954 アルヴァ・アアルト
コエ・タロとは実験住宅という意味。セイナッツァロの村役場から5kmほど離れたムーラツァロという島にあるアアルトのサマーハウスです。 敷地内にはアアルトのさまざまな実験的な試みが残されていて、さまざまな色や大きさや質感の煉瓦を中庭の床や壁に張るなど、実験の跡が随所に現れています。アアルト56歳の作品。
・ロンシャンの教会 1955 コルビジェ
・国民年金協会 1956
・アアルトアトリエ 1956
・アカデミア書店 1969
・フィンランディアホール 1971
■アアルト美術館 1973 アルヴァ・アアルト
アアルト通りにあるアアルトの美術館。アアルトの家具・建築・都市計画など、アアルトが残した作品について展示・解説しています。 ここの建物もアアルト自身の設計によるもの。「白の時代」を代表する建物で、アアルト75歳の作品。
■ユヴァスキュラ市立劇場 1982 アルヴァ・アアルト
アールト死後に妻のエリッサが遺志を引き継いで完成させ市立劇場。











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