2008年 07月 18日
プロフェッショナル 仕事の流儀 名人戦 森内俊之 VS 羽生善治
ペシャル
「最強の二人、宿命の対決 名人戦 森内俊之
VS 羽生善治」が面白い。
日本の将棋対局で、長い伝統を誇る名人戦。
今年は、永世名人森内俊之 VS 羽生善治。
2人は同い年で、小学校からの宿命のライバル。
25才の若さで前人未踏のタイトル7冠全制覇
の羽生に対し、「劣等感」をばねに強さを磨き
続け、31才で初めてタイトルを獲得した森内。
この名人戦で、二人の勝負師としての人生が
ぶつかりあう。
驚きだったのは、お互いが怯むことなく未知
の領域(戦法)にチャレンジしていることだ。
やったことがないことにトライすることは、
リスクがともなう。
しかし、待っていては攻められる。
リスクを負いながらも果敢に攻めていく姿は
すばらしく、混沌とした未知の領域で勝負
する2人の姿は感動的だ。
最後に・・・プロフェッショナルとは?
という質問があった。
森内「高い専門性があることはもちろんなん
ですけれども、それと同時に新しいことへの
挑戦を続ける、今の自分に満足しないで、
自分を高め続けていけるというか、そういう
ことですね。」
羽生「24時間、365日プロであり続けること
だと思います。つまりなんか、そういうこと
をプロであるということを、意識の片隅に
置き続けているっていう感じですかね。」
2人の高いプロ意識が伝わってきます。
挑戦し続けること、
現状に満足しないこと、
常に自分のモチベーションを保ち続けること等
わかってはいてもそれを長く続けていくことは
本当に難しいことです。
2人の勝負師にインスパイヤされました。
プロフェッショナル仕事の流儀 番組HP