2008年 12月 02日
現場レポート S邸 1F床下地完了→2F床下地へ
1階床下地・1階床下断熱材取付け完了。
本日より、2階床下地をおこないます。
S邸では木造耐震補強だけでなく、断熱改修もおこ
なっていて、1階床下、壁面、屋根面に断熱材を
設置する予定です。
断熱改修とは、既存建築物の各部分の熱貫流抵抗を
増し、建物全体の熱損失係数を小さくすることで
空調消費エネルギーを減らし、少ないエネルギーで
快適に暮らせる家に作り変えることです。
断熱改修をおこなうメリットとして、
「住宅内の温度差の解消」「暖房負荷の軽減」
「冷房負荷の軽減」「結露防止」
「換気計画による室内空気環境の良好化」
「断熱効果による夏の焼けこみ防止」
「建築の長寿命化」・・・ が考えられます。
耐震性が不十分な住宅は、全国で約25%(木造
住宅では約40%)と国土交通省は試算しているそう
ですが、断熱性となるとほとんどの住宅がエネルギー
の垂れ流しをしているのが現状ではないだろうか!?
環境問題が語られ始めてから、かなりの年月が経過
していますが・・・
日本のエネルギー消費における建築部門のエネルギー
消費は、いまだに増加傾向にあるとか。
S邸では、限られた資源や様々な制約の中で、いかに
豊かな暮らしを獲得できるかということを目標にして
います。