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[staffblog]  《住宅医編 vol.2》直すことは創ること_f0165030_9531760.png


スタッフのもとおかです。
1月より通っている、一般社団法人 住宅医協会の主催する住宅医スクールの2016年度の講義が6月11日(土)よりスタートし、第1回の3講義を受講しました。
「住宅医」とは、既存住宅の調査・診断から改修設計・施工にいたるまでの実践的な手法を体得している建築士(一級・二級・木造)のことです。つまり「住宅のかかりつけ医」、例えるならば、私たちの体をお医者さんに診てもらって健康状態を確認し、必要ならば治療や投薬をするように、住宅の状態を確認し、その上でお施主様の要望を踏まえた改修を行っていく「治す力」を持った建築士のことです。

第1回の講義は以下のテーマでした。
【第1講義】
木造建築病理学の必要性〜木造病理学の背景と取組
三澤文子/MSD主宰+Ms建築設計事務所主宰・岐阜県森林文化アカデミー客員教授
【第2講義】
建物調査と報告書の作成〜建物調査と住まいの診断レポート
滝口恭弘/滝口建築スタジオ代表
【第3講義】
木造建築病理学の実践〜木造建築病理学の背景と取組
豊田保之/トヨダヤスシ建築設計事務所代表


 少子・高齢化や環境問題、経済の低迷など昨今の様々な社会問題の中で、持続可能な社会への転換における「住宅」のあり方として、健全な住環境を提供する長寿命住宅が求められ、そのための木造病理学の必要性について詳しく解説がありました。当事務所でもコンセプトとしてSustainable(持続可能性)を掲げていますが、住宅の長寿命化には保守管理が不可欠であることが大変よくわかりました。
 今後の講義で、劣化対策・耐震性・断熱性・省エネルギー性・バリアフリー性・火災時の安全性の各項目について詳しく学んでいくことになりますので、次回の講義がとてもたのしみです。

 また、今回の講義の中で大変印象に残ったのは、三澤文子さんより紹介のあった奥村まことさんの記事(住宅建築8月号)と「残すことは創ること」という言葉でした。この言葉は東京工業大学の藤岡洋保先生の言葉ですが、奥村まことさんが「直すことは創ること」とブログや記事等で紹介されていたものです。それらを拝読しましたが、「建築家はすべて『基本設計』『実施設計』『現場監理』『保守管理』契約の4つをすべきである」と高度な技術を要し、複雑で手間のかかる仕事だが、と前置きをされた上で「保守管理」の必要性について述べられています。日本の女性建築家のパイオニアである奥村まことさんのこの言葉は大変身の引き締まる想いがしました。
 
 今回はこのあたりにて。次回、構造編に続きます。



たのしいけんちくを、もっと。
伊藤瑞貴建築設計事務所でした・・・


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by miaaablog | 2016-07-02 09:54 | staffblog | Trackback | Comments(0)