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荒川修作

荒川修作設計の、志段味循環型モデル住宅を見学してきました。

志段味資源循環モデル住宅は、愛・地球博(平成17年3月〜)開催に合わせて、名古屋市と名古屋市住宅供給公社が荒川修作+マドリン・ギンズの構想をもとに建設しているものです。

住宅は平屋1棟と2階建て3棟をデッキで接続し、なだらかな起状をつけた敷地中央に共同スペースを設けてコミュニティー形成を図っています。
ここは荒川+ギンズの提唱する宿命反転住宅と環境首都を目指す名古屋市にふさわしい環境配慮に対する取り組みがひとつになった循環型タウンハウスです。

A棟を設計した荒川氏は「私がデザインした建築空間で生活すると、普段とは違う体の動きをしなければならない。体を動かすうちに活力が生まれ、今までとは違った意識や新しい感覚が芽生えてくる。(日経アーキテクチュア)」とのこと。

普通設計をするときには、人の行動を予測して、快適な環境をつくるものですが・・・
その結果、快適すぎる環境ができ、活力が失われているとしたら本末転倒です。

段差だらけのA棟内部で、子供たちが生き生きと走り回る姿を見ていると、人間として本来必要とする空間とは何か、という問題を考えさせられます。

荒川修作_f0165030_168209.jpg

by miaaablog | 2005-09-28 16:06 | 見てきましたArchitects | Trackback | Comments(0)

愛地球博 スペイン館

著名なスペインの建築家アレハンドロ・サエラ・ポロが設計したスペイン館は、外壁に格子窓「セロシア」を再現。
スペインの土で作られ運ばれた、六角形の陶器でできたブロックを幾何学状に組み合わせたこの壁は、パビリオン自体から1.5メートル離れた位置にあり、来館者が通る回廊となります。
太陽光を和らげ、風雨も適度に防いでくれるこの壁は、内と外を曖昧にする効果があるそうです。

パビリオン全体は、キリスト教の大聖堂をイメージして設計され、教会の中央廊下を模した「プラザ」と呼ばれる広いイベント空間から、周囲の5つの展示空間「チャペル」につながっています。
16面の映像が頭上を覆うプラザの周囲にある展示空間「チャペル」は、それぞれ別の建築家・芸術家によってデザイン・設計されており、どれも個性的です。

様々なパビリオンをみて感じることは、環境設備と建築を融合することの難しさです。
いろんな規制の中で、どのパビリオンも様々なエコ設備丸出しの、中途半端なデザインとなっています。

そんな中、このスペイン館は、デザインと環境設備が融合した、とても楽しげなデザインを成し遂げています。

いろいろなパビリオンを廻りましたが、中でもスペイン館が展示・建築共一番でした。
愛地球博 スペイン館_f0165030_8523268.jpg

by miaaablog | 2005-09-25 16:13 | 見てきましたArchitects | Trackback | Comments(0)