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この時期になると頭にくることがある。
数年前の今頃、道路交通法違反で理不尽な取締をされたことを思い出すからだ。

仕事で市役所に出かけたところ、道路が混雑していたため裏道へ迂回。とある交差点を左折した所、突然目の前に警察が現れた。

どうやら、左折禁止の道路に入ってしまったらしい。

しかし、違反をした覚えがなかったので、標識を確認しに今来た道を戻った所、なんとびっくり!
道路面に大きく左折方向に矢印が描かれていた。

「左折方向に標識がでていますよ!」と警察に抗議したところ、その標識は今違反した道路と、来た道路との間にもう一本道路があり、その道路に対しての標識だそうだ。
よく見ると、警察の言う通り、間には小さな道路があった。
そして、道路面の標識の上部にはそのことを示す小さくて、複雑な標識がでていたのである。

警察が言うには、「ここは違反者が多いため取締をしている」とのこと・・・。

しかし、ここは違反の多い場所ではなくて、違反をしてしまう場所だ!!!

「標識がわかりにくい!これでは違反者が多いのもあたりまえだ!」
「こんな理不尽な取締をしてはいけない!」
「取り締まる前に、やるべきことがたくさんあるだろー!」
「税金を使って、県民をいじめてはいけない!」

・・・ 約1時間、抗議し続けたが無駄な時間でした。

「あなたの言っていることはよくわかる。標識も取り替えるよう提案はしてみる。しかし、違反は違反だ。」とのこと。
自分が間違っていないと思うのであれば、裁判で最後まで戦うべきだったとも思うが、警察の意識改革のために自分の時間とお金を費やすのだと思うとばからしくなり、なくなく拇印をおすことにした。

この場合、警察がまず一番にやらなくてはいけないことは、取締ではなく県民の安全のために標識を取り替えることや、道路を作り替えることだ。
解りにくい標識を掲げたままにしておいて、そこで取締を行うなんてありえない。

取締は、「県民の安全」という目的に対しての手段であり、取締を目的にしてはいけない。
「安全のために何をすべきか・・・」というあたりまえの事をやらなくてはいけないはずだ。

この出来事は、今でも思い出すたびに頭にくるが、私にとってよい教訓となっている。

建築の設計をしていると、忙しさに流されて手段を目的と見間違えることがある。
手段の目的化は、理不尽な取締をした警察のように、必ず人に迷惑をかける。

本質を見失うことなく、あたりまえの事を大切にしながら仕事をしていきたい。
by miaaablog | 2006-09-09 08:39 | いろいろ1 | Trackback | Comments(0)

「地球家族 —世界30か国ふつうの暮らしー」という本があります。

「申し訳ありませんが、家の中の物を全部、家の前に出して写真を撮らせてください」
と言って、
自分の家の前に、家族とすべての持ち物を陳列して写真を取らせてもらうという、とてもおもしろい企画が収録されている本です。

世界の平均的家族の持ち物と暮らしがわかります。

高級車を4台もつクウェート。
1頭のロバしかもたず毎日40分かけて水をくみに行くアルバニア。
自家用飛行機2台と4頭の馬をもち今日を楽しむアイスランド。
2週間も食べられなくてもすべて神様が決めることというインド、
生きていることが成功の印というグアテマラは驚くほど物が少ない。
テレビも飛行機も見たことがなくても仏に守られているかのように静かに暮らすブータン。
物質文明の先端で信仰生活になぐさめを得ているアメリカ。
環境や人口といった地球がかかえる問題を考えると子供の未来が不安だというドイツ。
そして、物が溢れる日本。

・・・
様々な暮らしが撮影されています。

さまざまな国の「ふつうの生活」を一枚の写真を通して見ることで、「ふつう」の違いがハッキリと見えてくる。
あたりまえのことだが、「ふつうというのは国による」という単純な事実に気がつきます。

日本に長く生きると消費社会こそが世界の標準と理想であるかのように無意識のうちに錯覚しがちですが、それがいかに間違ったことであるかがわかります。

モノがなかった時代には、モノを買うこと=豊かさでしたが、現代において、モノを買うことが必ずしも豊かさをもたらすとは限りません。

「地球家族」は、モノがなくても様々なしあわせな暮らしがあるということを教えてくれます。

地球家族
by miaaablog | 2006-09-05 08:03 | 建築について | Trackback | Comments(0)

ニキ・ド・サンファル展

アートラボ福井でおこなわれている「ニキ・ド・サンファル展」に行ってきました。

ニキ・ド・サンファルについての知識はなかったのですが、カラフルな色使いの「ナナ」のポスターをみてぜひ実物を見てみたいと思い足をはこぶことにしました。

今回は初めて、息子(5か月)も同行。
カラフルな色使いに感動!?したかどうかはわかりませんが、
「ワー・ギャー!」と・・・大変でした!

おかげで作品をゆっくり見れず、しかたなくカタログを購入することに。

作品は、カラフルでパンチのある女性像「ナナ」のシリーズがとても印象的。

どうしてこのような色を使うのかは謎ですが、
ゆっくりカタログを読んで研究したいと思います。

ニキ・ド・サンファル展_f0165030_159389.jpg

by miaaablog | 2006-09-03 15:09 | 見てきましたArt | Trackback | Comments(0)