人気ブログランキング |

最近の住宅広告を見ていると、本当にこれでしあわせな暮らしが遅れるのだろうかという疑問をもつ。
広告を見ると、「坪○○万円・高耐久・高耐震・高気密・高断熱・・・」の謳い文句が並ぶ。

これらは、本当に豊かに暮らすための本質をとらえているのだろうか?

このような広告が蔓延する背景には、ハウスメーカーがかかえる矛盾があると考える。
家づくりにおいて大切なことは、施主のいろいろな意見を聞きながら、それらを取りまとめ、形にしていくことだ。しかし、ハウスメーカでは、システム上そんなややこしいことをしていては、大量生産したものをさばけない。
また、施主の要望を聞けば聞くほど規格から外れていくという、矛盾を抱えている。
そんな背景の中、性能や安さをアピールするハウスメーカーにとって都合の良い広告が蔓延することになる。

できるだけ安く高性能な住宅を建てたいという気持ちはみんな一緒だと思う。
しかし、それだけを考えて規格化を優先させ、これから何十年と暮らす家が心地よくないとしたら、本末転倒だ。

また、性能が高いというだけで、豊かな暮らしを送れるというわけではない。
確かに、ある一定の基準をクリアーすることは大切だが、過剰な性能の追求は、暮らしをつまらなくします。
現に、今建設されている住宅の多くは、耐震性能・気密性能・断熱性能を高める目的で、窓の少ない壁だらけの家になっています。性能や規格を追い求めた結果、様々なつながりが壊れ、あたりまえの豊かさを失ったように思えてなりません。

にもかかわず、そんなことを理解したがらない人が、現実にはたくさんいます。
家づくりにおいてまず考えるべきことは、そこで何をしたいのか、またどういう人生を送るのかを一番に考えることが重要です。

家を建てることは、あなたの人生を建てるということ。
性能や規格に縛られていては、つまらない人生になってしまうのではないだろうか?
by miaaablog | 2007-07-24 09:58 | 建築について | Trackback | Comments(0)

ピンホールカメラ

時々、ピンホールカメラで写真を撮りにいきます。

ピンホールカメラとは、空き箱(暗箱)に穴をあけただけの、レンズのない原始的なカメラのことで、普通のカメラでは1秒の1/100という短い時間で撮影しますが、ピンホールカメラでは数秒から数分間かけて撮影をおこないます。
天気にあわせて撮影時間を変更するため、撮影時間を誤るとすぐに失敗してしまいます。
しかし、そこに写る映像はデジタルな世界では見たことのない、ゆったりとした時間を感じることができます。

花の美しさや木々の力強さ、光の美しさ等・・・

ピンホールカメラは、忙しい時には忘れてしまう、ゆったりとした時間を取り戻してくれます。
ピンホールカメラ_f0165030_22512391.jpg

by miaaablog | 2007-07-02 22:55 | いろいろ1 | Trackback | Comments(0)

日本の現代住宅1985-2005

金沢工業大学 ライブラリーセンター で行われている、ギャラリー間20周年記念展「日本の現代住宅1985-2005」を見てきました。

会場は屏風上のパネルに取り付けられた1/30の模型がランダムに並べられ、外観だけではなく断面もわかるように模型が展示されています。

様々な住宅が、同じ素材、同じスケールでつくられておリ、住宅雑誌では見えてこないそれぞれの建築家の理念・思想・想像力の違いが見事に表現されています。

共感できるものや、なんでこんなことするの!というものまで・・・

様々な考え方に触れることができよい刺激になりました。
日本の現代住宅1985-2005_f0165030_14533430.jpg

by miaaablog | 2007-07-01 14:55 | 見てきましたArchitects | Trackback | Comments(0)