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9/30(日)のオープンハウスは、
台風接近のため、
終了時刻を13時に変更させていただきます。


誠にご迷惑をお掛け致しますが、
何卒よろしくお願いいたします。



追記:180930 8:00
会場は、13時から後片付けをはじめますが、
私の方は16時まで会場にいますので、
午後からしか行けないという方は、
16時までなら対応させていただきます。


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# by miaaablog | 2018-09-29 17:21 | news | Trackback | Comments(0)

4日目は、アアルトが生涯建物を建て続けたユヴァスキュラで、アアルト建築をたくさん見学してきました。

ここでは様々な年代のアアルト建築を楽しむことができます!


ということで、見学順ではなく、年代順に紹介します。

また、比較するために他の見学物件&有名な住宅も年代順に並べてみました。


時代の流れがわかり、また年齢によって作風が変わっていく様子がわかります。

時代が変わっていく中でアアルトが決断しながら突き進んでいく様子がわかります!!


・母の家 1923 コルビジェ

・ラ・ロシュ=ジャンヌレ邸 1924 コルビジェ


■労働者会館 1925 アルヴァ・アアルト

アップタウンの中心にある労働者会館。アアルトの初期の新古典主義デザインの作品。 アアルト27歳の作品。


■ムラーメの教会 1929 アルヴァ・アアルト

アアルトもこんな設計をしてたんだと思ってしまうくらい素朴でクラッシックな教会。アアルト31歳の作品。 でもこのあたりからパイミオのサナトリウムの設計が始まっていて、モダンデザインの影響が色濃く出てくる。


・バルセロナ・パビリオン 1929 ミース

・サヴォア邸 1931 コルビジェ


・アアルト自邸 1936

・マイレア邸 1938

・アアルト大学 1949-


・ファンズワース邸 1951 ミース


■ユヴァスキュラ大学 1951- アルヴァ・アアルト

メインキャンパスにある多くの校舎は、アアルトの設計。 1951年に大学のデザインの委託を受けスタート。 アアルト53-歳の作品。


■セイナッツァロの町役場 1952 アルヴァ・アアルト

アアルト最高傑作のひとつ。もともとは、人口3000人の小さな村の役場で、図書館や銀行などが入る複合施設だったようです。 1階部分は、テナントとなっていて外部に対して開いています。一方、2階部分は、役場機能がメインで、中庭に対して開放的な配置となっています。 また、一部が3階建てでシンボリックなつくりとなっていて、町の中心となる厳粛な雰囲気の議場がありました。 アアルト54歳の作品。 建物が大きくなると若干大味になる印象を受けるが、この建物は程よい大きさで、細部にわたって考えられた素晴らしい建築でした。


■夏の家 実験住宅(コエタロ) 1954 アルヴァ・アアルト

コエ・タロとは実験住宅という意味。セイナッツァロの村役場から5kmほど離れたムーラツァロという島にあるアアルトのサマーハウスです。 敷地内にはアアルトのさまざまな実験的な試みが残されていて、さまざまな色や大きさや質感の煉瓦を中庭の床や壁に張るなど、実験の跡が随所に現れています。アアルト56歳の作品。


・ロンシャンの教会 1955 コルビジェ


・国民年金協会 1956

・アアルトアトリエ 1956

・アカデミア書店 1969

・フィンランディアホール 1971


■アアルト美術館 1973 アルヴァ・アアルト

アアルト通りにあるアアルトの美術館。アアルトの家具・建築・都市計画など、アアルトが残した作品について展示・解説しています。 ここの建物もアアルト自身の設計によるもの。「白の時代」を代表する建物で、アアルト75歳の作品。


■ユヴァスキュラ市立劇場 1982 アルヴァ・アアルト

アールト死後に妻のエリッサが遺志を引き継いで完成させ市立劇場。




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ムラーメの教会


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ユヴァスキュラ大学


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セイナッツァロの町役場


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夏の家


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アアルト美術館


■北欧近代建築を巡る旅 アールト&アスプルンド 1日目 朝の散歩



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# by miaaablog | 2018-09-29 16:46 | 見てきました北欧 | Trackback | Comments(0)

■マイレア邸 1939 アルヴァ・アアルト


さて、ここからアアルトの建築が続きます。


まずは、マイレア邸。

アアルト40代前半の作品。


アルテックをアアルトと共に設立したハリー&マイレ・グリクセン夫妻のために設計した住宅です。

マイレアというのは、マイレ夫人の愛称から来ているそうです。

フィンランドの保守的な文化に新しい文化を根付かせようとした実験的作品。

同時代を生きたコルビュジエやミースとは全く違ったものをつくってやろうというアアルトの意気込みが伝わってきます。


コルビュジエやミースのような明快さはなく、また伝統的スタイルでもない、つかみどころがない建築ですが(モダンでもあり、フィンランド的でもあり、日本的でもある・・・)、それがアアルトの良いところ。

とても人間的であたたかい住宅でした。


一般的な考えでは、コンセプトを貫くことや全体の秩序を優先させることが良しとされますが、この建築は矛盾だらけで、ごちゃまぜな感じがするのですが、純粋に人間の根源的なところにある豊かさを大切に設計されている感じがします。

心地よさとと住む人への愛情が空間として表現されていて、アスプルンドやブリュッグマンにも通ずるところがある・・・

これがまさに北欧モダンの真骨頂なのだと思った。


そして、帰宅後資料も見てびっくり。
構造は、木造ではなく、鉄骨造+鉄筋コンクリート造でした。

内部の籐が巻かれた装飾的な丸柱は実はコンクリートが充填された鋼管柱だったようです。


迷いなく木造だと・・・

完全にアアルトにだまされた!!


まさに北欧にモダニズム建築を確立したアアルト初期の最高傑作です。


ちなみに写真は外観のみOKでした。



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# by miaaablog | 2018-09-24 18:12 | 見てきました北欧 | Trackback | Comments(0)

■トゥルクの礼拝堂 1941 エリック・ブリュッグマン(ブリュグマンはアアルトの6年先輩だそうです・・・)


静かな森の中に建つ、気品溢れる透明な教会。

いや〜しびれました。

こんな素晴らしい建築だったとは知りませんでした!!

どうしたらこんな建築がつくれるようになるんだろうか・・・と思ってしまうくらいの解像度の高い濃密な空間です。


祭壇の右側にはステンドグラスがはめ込まれており、あふれんばかりの光が降り注ぐ。

正面右手側が大きく森に開かれており、座席は森と十字架の方向を向いているため斜めに配置されています。

従来の教会にあるような装飾や宗教画により空間を構成するのではなく、建物に差し込んでくる太陽光や森の風景などの自然の要素をどう活かすかを考えて建築がつくられています。


また、軸線も微妙にずれていることから、空間に揺らぎが生まれ、それがなんとも心地よい。


そして、照明器具をはじめとした様々なディテールが細部まで考えられていて、それぞれが絶妙に組み合わさって濃密な空間をつくりあげています。


西洋の重々しい教会とは違い、フィンランドならではの自然への信仰と畏敬を深く感じます。

今回のツアーでたくさんの教会建築を見ましたが、私もブリュッグマンの教会が一番でした!


SD9912 ブリュッグマン特集、どなたか譲ってください!!



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# by miaaablog | 2018-09-24 10:04 | 見てきました北欧 | Trackback | Comments(0)

■夏の家 1937 エリック・グンナール・アスプルンド


ストックホルム郊外に建つアスプルンドの「夏の家」。

外観は、伝統的な農家をイメージしたシンプルで素朴な形態。

リビング棟と居室棟の2棟があり、湖畔の眺望を得られるように角度を7度ほど振ってプランニングされています。

敷地の高低差に合わせて4つの床レベルが設けられ、それらが緩やかに連続する構成で、一番南に位置するリビングの中心的存在の暖炉は、伝統的な農家のかまどのイメージを取り込んでいると言われているそうです。

エントランスとなる西側の外部テラスには長い庇がかかっていて、アスプルンド自身もここに座って日光浴を楽しんでいたとか・・・


さて、この建物で気になるのが建物の配置計画。

南側の景色に対してあまり大きく開かず、西に対して開いている。

南側を開放的に設計している私からすると、なぜ景色がいい南側を思いっきり開放しないのか・・・

いろいろ悩んでいたのですが、北欧の冬至の南中高度を調べて納得しました。

北欧での太陽は、北から日が登り、低い位置を通り、北に沈むという地平線をぐるっと廻っていくような日照となります。

なので、ストックホルム市立図書館がすべての光に対して寛容であったように、すべての光を無駄なく生活とつなげていく設計になったのではないかと考えます。

単純に起きてから寝るまでのライフスタイルと光の関係からプランを考え、朝日を浴びて起床、朝日を浴びて朝食、南の光を感じながらくつろぎ、午後はテラスで西日を浴びながら1日を終えるという感じ!


中村好文さんの住宅巡礼では、この配置計画に対してストックホルムからつながる南北の流れをこの建物を止めるわけにはいかなかったと書かれていましたが・・・多分日射!!


また、この建物の魅力は、伝統的でありながらモダンなところ。

石・木・レンガなどの伝統的な素材をつかいながらも機能的なおさまりとなっていて、人間性を欠いた白い建築とは違い、暖かさのある心地良い空間となっていました。


伝統とモダンの融合。

地域性や人間性の回帰。


まさに今私がやりたいことかもしれない・・・!



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■ストックホルム市庁舎  1909-1923 ラグナル・エストベリ


ノーベル賞の記念晩餐会が行われる場所で観光客がいっぱいいました。

庁舎としても使用されているようで、セキュリティーレベルも高く、集団から逸れると外へ出されますよと脅される。


ナショナル・ロマンティシズム建築の傑作としても知られる市庁舎。

築数百年という感じですが、実はまだ築100年。

ヨーロッパ各地の名建築からインスピレーションを受けた折衷的なデザインで、若干悪趣味な印象を受ける。


海へとつながる市庁舎の中庭は、一般に開放されており、市民の憩いの場となっていた。

市民に開かれた市庁舎とは、こういうことを言うのだと思う。


日本では、なぜこういうお金の使い方ができないのだろうか・・・



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フェリーにてストックホルムからトゥルクへ・・・
そして、今晩は船中泊でした。


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■北欧近代建築を巡る旅 アールト&アスプルンド 1日目 朝の散歩



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# by miaaablog | 2018-09-24 10:02 | 見てきました北欧 | Trackback | Comments(0)